敵を知り己を知らば百戦危うからず(H17.1月号)

敵を知り己を知らば百戦危うからず

 

あけましておめでとうございます。

去年は本当に災いの多い大変な1年でした。

今のところ自分の身のまわりには何も起こっていないにしても、いつそのような災難が身に降ってくるかも分からない。ひょっとして阿蘇山が突然大爆発したりというようなことが現実にいつ起こっても不思議ではない。そのような恐怖感というものを感じてしまうのは私だけではないと思います。今年が平安であることを祈るばかりです。

最近読んだ本の中でとても興味を引かれた一冊があります。それは「一冊の手帳で夢は必ずかなう」というもの。この本の著者である熊谷正寿という人は、今はやりのIT企業の社長で自分の成功体験の過程でなくてはならなかった手帳の使い方をこの本の中で披露しています。このなかでとても印象にのこっていること、それは夢とか目標というものを大変明確にしているということでした。そして、そのために必要な方法を明確化、具体化して、そして習慣化しているということでした。これは世の成功者といわれる人にすべて共通していることのように思います。

えてして夢とか目標とか漠然とは持ってはいるのだが抽象的であったり、明確でなかったりしてしまってそれを達成するための方向性というものが見えてこないということは良くあることです。受験生にしてもまさにそれが良く当てはまるようです。成績を上げたい、合格したい、そう思う気持ちはみんな一緒です。しかし、そこに差が出てくるのはそれを実現するための方法論のちがいです。成功できない人というのは自分が何をどのようにすればよいかが漠然としているのです。成績を上げるのであればまずどの教科を上げるのか。数学であれば数学のどの部分が自分はできないのか。そして、力をつけるためには何をすればいいのか。そうやって一つ一つ落とし込んでゆく作業がとても大切に思います。時間は限られています。できるだけ効率よく短期間に成されなければなりません。その辺をよくわきまえてなおかつ正しい努力をする、そして人よりより多くの時間をかける、この3拍子そろって初めて合格の栄冠はあなたの頭上に輝くのです。この方法論は恐らく生涯にわたってかけがえのない宝となって残ることと思います。

まだ時間はあります。もう一度自分をよく振り返って今成すべき事を明確にして取り組んでゆきましょう。敵を知り己を知らば百戦危うからずです。



記事タイトル一覧に戻る