プロセス学習法(H16.6月号)

プロセス学習法

 

全員の成績を上げる。それも極めて顕著に上げる。この目標を達成するために今まで本当にいろいろな試みを行ってきました。成績を上げると言っても、教科は5教科もあるし、1教科でも上がっていなければこれは上がったことにならない。例え今回上がったとしてもその次に下がってしまえばこれまた完ぺきではない。生徒の調子もあるであろうし、自分のせいに帰することができないような事情が発生し、勉強に100%集中できないようなこともある。諸々の要因をすべてクリアしてなおかつだれが見ても大変顕著に上がっていると認識できてこそ本当の結果というもの。常にそう自分に言い聞かせて妥協することなく挑戦し続けてきました。

点数が取れない原因は、授業で学習した内容がしっかり定着できていないということに集約されます。つまり学習の基本要素である「宿題」、「チェックテスト」、「間違ったところの復習」という三つの点に置いてそれぞれの生徒によってその取り組み方が千差万別であると言うことです。そのやり方はそれぞれの生徒においてかなりの温度差があるわけです。その学習密度と量の総合値が奈良文庫や定期テストの点数となって現れてくると言うことなのです。そこでその学習の密度と量の個人差をなくす。すべての生徒が高得点を取れるような学習方法をマスターし、そしてそれが継続的にきちんとできれば必ず成績は上がってきます。実際、こちらが指導したことを素直にその通りに実行している生徒は確実に成績が上がってきていますし、またその上位の成績をきちんと維持することができています。いわゆる高得点をとるためのプロセスがきちんと踏まれていると言うことです。

次にその学習方法をどのように標準化するかということが大きな問題となってきます。生徒一人一人、学習に対する考え方も全く違うし、今までとってきた学習方法はまさに千差万別。それをすべての教科において標準化する。これはかなり困難なことです。口で言ってもなかなかしてくれない。また、言葉で言ったことがどのように理解されているかも定かでない。言ったとおりにはなかなかしてくれないのです。結局行き着いたところはそのプロセスを教材化するということでした。同じ学習方法をとらせるためにその過程をすべて教材化することによってこの方法をどの生徒にも均一にさせることができるというわけです。実際にこの理論の元につくった教材を今授業で生徒たちにさせています。そしてそのプロセスをきちんと踏ませて問題に取り組ませるとどの生徒も実にすらすらと問題を解いています。恐らく生徒自身がいちばん良くその効果が分かっていると思います。

今月、1学期の期末テストが行われます。現在この期末テストへ向けてすべての教科をこの理論の元指導を行っています。生徒たちは自分たちが行っていることがどういうことなのかは良くは分かっていないと思いますが、ただ黙々とその教材に取り組んでいるようです。もし、それをする時間がないというのであれば、土曜日の個別演習ゼミに出席すればいいわけです。

このプロセスを踏ませる学習方法を「プロセス学習法」と名付けました。教材は今どんどんつくっているところです。期末テストへ向けて準備を進めています。期末テストまでまだ3週間あります。生徒諸君も是非土曜個別演習ゼミに積極的に参加し、このプロセス学習法で高得点を実現しましょう。目標点数、SSクラス平均100点、SAクラス平均90点です。理論上は十分可能です。やるべきことは明確です。後は生徒諸君がそれに積極的に取り組むことだけで目標は達成できるはずです。今までの自分の点数の記録を塗り替えましょう。是非がんばって欲しいものです。



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