方程式を極める(H14.4月号)

方程式を極める

 

とても暖かい日が続いています。今年は例年になく桜の開花も早いようです。暖かいのはうれしいことですが入学式に桜の花がないというのもちょっと寂しいことです。なんとかその日まで散らずに持ってほしいものです。

今年の入試は昨年4月当初の生徒の成績から比べると大変よい成績だったように思います。

慶応スクールでは毎年多くの生徒が大幅に成績をアップさせています。今年の中3生では60%もの生徒が30点以上(250点満点で)成績を上げています。何と69点も上げた生徒もいました。4月当初の成績では雲の上だった高校でも十分合格できるようになりました。合格への道という教材を開発してから毎年このような顕著な成績アップを実現することが可能になったわけですが、反省点もあります。

入試は基礎・基本がものをいいます。いかに広く・深くそして確実に身に付いているかが問われます。「合格への道」はその基礎・基本をしっかり定着させる教材としては大変優れたところがあります。実際の入試でもこの合格への道を何回も反復繰り返して取り組むことによって、誰でも7割~8割程度の得点は十分可能です。(それでもなかなかスタートがきれない生徒がいるのが悩みの種ではあるのですが・・。)しかし、残りの2~3割はかなりつっこんだところまで学習していないと解けない問題です。熊本県の公立の入試問題は大変よく考えられていて、どの問題も学力を判定するためにあらゆる角度から熟慮されつくられています。しかし、実際には教科書のほんの片隅の小さな文字で書かれた内容を答えさせたり、数学に至っては教科書の内容だけの理解ではではとても解けないという問題も含まれています。そういう意味ではトップ校に合格するためには教科書や資料集の隅から隅まで覚えていないといけないし、また教科書のレベル以上の内容まで踏み込んで学習しないといけないということになってきます。トップ校に確実に合格をするというのはなかなか難しいことなのです。

そうはいっても理想はやはり100%の合格。全員を第一志望に合格させるということ。中には出発の時点で合格ラインまでかなり開きのある成績の生徒もいるわけで、これはかなり大変なことです。しかしそれを是非とも実現したい。どうにかして実現したい、そう思って「合格への道」が生まれたのであり、実現は不可能ではないと思っています。

塾では学校の授業数からすると遙かに少ない授業回数で理解と定着をはからなければなりません。おまけに生徒のモチベーションを常に保っておく必要もあります。通り一遍のやり方ではとても不可能なようです。その教科の体系をバラバラにして、もう一度構築し直す。世間でいわれる学習、あるいは指導法というものを根本的に見直してゆく必要がありそうです。結局3年で学習することを2年、あるいは1年で習得させるための手法なり教材の開発が不可欠なようです。去年1年の反省に立って、(毎年毎年反省と改善の繰り返しですが・・・)今年はそれを達成することを目標にやっていきたいと思います。方程式が何となく見えてきたように思います。詳しくは新年度の保護者説明会でお話しさせていただきたいと思います。

今年こそ極めてみたい、とそう強く思うこのごろなのです。



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