公立高校入試まであと3日(H14.3月号)

公立高校入試まであと3日

 

この通信がお手元に届く頃にはもう入試も終わっているでしょう。中3生もゆっくりしていることと思います。今、入試の3日前。中3生も必死に勉強に取り組んでいます。こちらも毎日朝から真夜中まで、へとへとになるまでフル回転です。最後のがんばりが合否をかなり大きく左右します。最後まであきらめずに全力で取り組んでゆきたいものです。

来年度から指導要領が大幅に変更になります。各教科の内容が大幅に削減され学校の授業も完全に週5日制となります。はたして本当にゆとりある教育が実現できるものか、私の立場としてはとても疑わしいところです。日本の教育行政を見ているととても場当たり的なところを感じずにはおれません。根本は大学や高校の入試制度にあるのであってそれがために小中、そして高校の状況が現在のようになっているように思います。物事の上っ面ばかり見てその根本の原因に目を向けようとしない。いや、根本を変えることはあまりにもその影響が大きすぎて手をつけることがタブー視されているのかもしれない。諸外国の教育制度を研究してみればよく分かることではないかと思う。それができないのはそれによって非常に不利益を被るであろうと思われる人たちが多すぎるのではないか。その当事者がそうであるために全く手をつけることができないのではないかと思われるのです。スカートの裾を踏んでいる当事者がそれに気づいていないのでしょうか。

改革にある程度の痛みや犠牲はつきものなのであって、その大きな障壁とも言うものに立ち向かうだけの人が出てきていない。それぞれが自分の立場、自分の利益優先で動いている。この今の日本で本当に国民全体のことを優先して実行できる人がどれだけいるのでしょうか。人のためにやっているように見せかけて実は自分の大きな利益が裏に隠されている。だから一番大事なところで引っかかってしまって結局そこから先に進めない。そしてそれを覆い隠 そうとするがためにこのようないびつな社会ができてしまっているのかもしれません。日本人一人一人が本当にわがままな人種になってしまったのかもしれない。自分さえよければいい。そしてその許される範囲内でなら他人ともうまくつきあって行ける。同じ利益の人たちとのみうまくやって行ける。そんな風に見えて仕方がない。大人がいびつだから子供もいびつになる。

根本を変えなければいくら表面的な改革をやっても何の効果もない。人間というものは行き着くところまで行かないと分からないのかもしれません。しかし、そのときになって手遅れにならなければいいがなあと思う今日この頃なのです。



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